反騰相場に乗り遅れない!出遅れ好業績銘柄の見つけ方

銘柄選びはどうすればよいのでしょうか。単純に安い株を買えばいいのです。

ただし、単に株価が安いという意味での「安い株」ではありません。

ある条件を満たした「安い株」を買っておけば、それが宝の山になるということなのです。

このような株価水準が安い低位株は、値がさ株に比べて

「株価の上昇が期待しやすい!」ということがあります。

たとえば、任天堂<7974>の株価は下がったと言われていますが、

まだ2万2000円台をキープしています。しかし、2008年の2月6日には、

最高値7万3200円を記録したのは記憶に新しいところです。

一時は、7万円を超えていた株が2万円そこそこまで急落してしまう。

増配や上方修正といった材料が出たにも関わらず、株価は上がらなかったのです。

普通の会社ならわからなくともありません。

欧米を中心に、据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」や

携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の販売が好調で、

世界景気の急減速という逆風の中、過去最高益を更新したのです。

苦戦を強いられる日本企業の中、まさに“ひとり勝ち”といえる状況です。

しかし、株式市場は任天堂に対してシビアな評価を下しています。

山本伸一